「転記」と「添付ファイル」には
疑問を持ちましょう
― すぐできる!低コストで始めるDXのヒント ―
1. 「スキャン」だけでは変わらない現実
多くの方がDXが必要だと感じていながら、「何から始めよう?」と立ち止まってしまうことがありますね。その第一歩として、「紙の書類をスキャンする」ことから始める企業様も多いのではないでしょうか。
ですが、本当に大切なのは、スキャンして画像データにする作業そのものではなく、その後のプロセスにある非効率な「転記」作業に目を向けることなんです。もし、スキャンした画像を見ながら、誰かが手作業でExcelやシステムに入力し直しているとしたら、実はあまり効率は良くなっていません。
❌ 転記作業のデメリット:ちょっと立ち止まって考えてみましょう
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生産性の低さ | 文字を読んで打ち直すだけで、新しい価値は生まれていません。 |
| ミスの発生源 | どんなに気をつけても、どうしても人為的な入力ミスは発生しがちです。 |
| 無制限の工数 | 書類が増えれば、それに比例して人手と時間もどんどん必要になってしまいます。 |
| モチベーション | 単純で退屈な作業は、働く皆さんのモチベーションを下げる原因にもなりかねません。 |
「この繰り返し作業、本当に私たちが手作業でやる必要があるのでしょうか?」―この小さな疑問こそが、DXを始める大きなきっかけになりますよ。
2. デジタルになっても油断禁物!「添付ファイル」の落とし穴 📤
たとえ転記の手間を減らしたとしても、次にぶつかる壁が、メールに「添付ファイル」としてデータをやり取りする習慣です。これはデジタルデータなのに、紙の書類をコピーして手渡ししているのと同じで、実はとても非効率なんです。
❌ 添付ファイル共有のデメリット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 無意識のファイル大量複製 | 開く、ダウンロードする、転送するたびに、同じファイルのコピーが皆さんのPCやメールボックスの中に増えていきます。ストレージの無駄遣いになっていませんか? |
| バージョンの混乱 | 「最新版」「最終版_2」といったファイルが乱立してしまい、どれが本当に正しいのか分からなくなってしまいます。 |
| セキュリティリスク | 大切な情報を含むファイルを誤って送ってしまったり、ダウンロード先のPCの紛失・盗難リスクも高まります。 |
| 検索性の欠如 | 必要なデータが「過去のメール」や「誰かのPCの中」に埋もれてしまい、探すのに時間を取られてしまいます。 |
添付ファイルへの疑問は、「ファイルを送る」から「同じデータを共有する」という、より進んだステップへと私たちを導いてくれます。
3. 🚀 DXを加速させるための、無理のない第一歩:GWS/M365の活用
「DXは高額な投資が必要」というイメージがあるかもしれませんが、ご心配いりません。Google Workspace (GWS) や Microsoft 365 (M365) のような、普段お使いのクラウドサービスをうまく活用するだけで、上記のような非効率性は大きく解消できるんです。
①
初期投資を抑えられます
サーバーの購入など、大掛かりな準備は不要。月額料金で気軽に始められます。
②
慣れた操作で使えます
使い慣れたWordやExcelなどのクラウド版が中心。新しい操作に戸惑うことが少ないでしょう。
③
管理の手間が省けます
アップデートやセキュリティ管理は提供元が行うため、社内のIT担当者様の負担も軽くなります。
GWS/M365で解消する非効率性
| 転記の解消 | フォーム機能(Forms) | アンケートや申請をフォームに切り替えて、入力と同時にデータが集計されるようにできます。 |
| 添付ファイルの追放 | クラウドストレージ(Googleドライブ/OneDrive) | ファイルを添付せず、共有リンクでやり取りすることで、常に最新版を使えるようになります。 |
| 検索時間の削減 | 強力な横断検索 | どこに保存したか探すことなく、必要な情報がすぐに見つかるようになりますよ。 |
💡 まとめ:優しい気持ちで非効率さにメスを入れましょう
DXは、難しいことではありません。日々の業務の中で、「ちょっと無駄かな?」と感じる「転記の廃止」や「添付ファイルの追放」から、無理なく始めてみましょう。この小さな一歩が、きっとあなたの会社を次の成長へと優しく導いてくれるはずです。